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日本政治コラム

「疑わしきは罰せず」は、権力者に対して用いる言葉ではない

「疑わしきは罰せず」「推定無罪」は素晴らしい概念である。それは近代における法の支配を示すタームであり、決して忘れられてはいけない。 しかし、これはあくまで司法の中の話である。 国会議員はなぜ逮捕されないのか 日本国憲法第50条 両議院の議員は、…

総理大臣が真実に背を向ける時代

この国では、もはやドリルでHDDを破壊しようが、大臣室で金銭の受け渡しを試用が、総理の友人(だった人)に八億円の便宜が図られても、全ての問題は「野党がだらしないから」で片付けられてしまうのだろうか?

共産圏化する日本

全ての意思決定を党が握り、立法府や行政府がそれに追随しているとすれば、一体、日本は本当に民主主義国家といえるだろうか? こんな日本という国は、投票率も得票率も百%の北朝鮮の選挙を笑えるだろうか? 本当に、日本の行政府は、立法府は、実質的に立…

日本は既に腐敗国家になった

日本の腐敗について考える 森友学園を巡る一連の報道は既に収束している。どうやら、籠池理事長一人が生贄になり全てが幕引きになるらしい。 この問題は、日本が既に腐敗国家になっていることを明らかにした。 大辞泉の解説 ふ‐はい【腐敗】 [名](スル)1 …

五分でわかる森友学園問題(1)

森友学園をめぐる問題は、既に鎮火されようとしている。しかし、本件は極めて異常な国有地の売買に関わる疑惑であり、総理大臣・総理大臣夫人が私的に権力を乱用したのではないかという重大な疑義に晒された疑獄事件である。 本稿は、時系列的に森友学園問題…